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東京都知事選開幕……!!

投稿日:2020年6月18日 更新日:

皆様こんばんは。

地方都市は大分コロナの感染者数が減少してきているようですが、首都・東京は日本一の人口密集都市と言うことで感染拡大の恐れもあり、未だ気が抜けない現状です。

さて、そんな状況下の東京、今日から選挙戦がスタートしました。

現職の小池百合子氏、れいわ新選組の山本太郎氏、日本第一党の桜井誠氏、日弁連元会長の宇都宮健児氏、NHKから国民を守る党の立花隆氏、元熊本県副知事の小野泰輔氏など現在確認できる範囲では過去最多となる22名の方が、東京都知事の座をかけて争われます。

僕はコロナ禍における日本国民の政治に対する意識を量る上で、今回の選挙戦は非常に興味深いものと考えます。

新型コロナにより、政治への不満、憤り、不信感がこれまで以上に多くの国民の中で醸成・蓄積されていったように思います。

衆議院総選挙の投票率が5割を下回る国ですからね。どうせ投票しても無駄、誰がやったところで変わらない、政治になんて期待していない。投票と言う権利を放棄した彼らの心の叫びが聞こえてくるようです。

新型コロナウイルスだけではありません。連日報道される政府関係者の不祥事。もう掘れば掘るだけ出るわ出るわの大惨事でございます。

僕は、いえ、僕だけではない。多くの国民の皆さんが感じたことでしょう。

こんな政府に任せてられない。

と。

その感性は正しいです。あなたは間違っていません。

ではどうすればいいのか。

都民の皆さん、どうか選挙に行ってください。都知事を、日本の未来を決めるのはあなたの1票にかかっています。

しっかりと各候補者の公約、主張を吟味してください。

ちなみに現職の横文字おばさんは掲げていた7つの公約の内達成できたのは1つだけです。(まぁその1つも本当に達成できてるとはいえないと僕は思うんですが)

「東京アラート」とかいうなんかお菓子みたいな言葉を作っては毎日毎日マスメディアに登場して単純接触効果を高めるだけ。

それでも尚、彼女に投票する。それはそれで良いです。あなたの権利ですから。

だけどももう一度考えてください。

この国を少しでもより良い国にしていこうという人間は誰か。

あなた自身が自分で考えるほかないんですよ。

もう一度言いますね。

都民の皆さん、どうか選挙に行ってください。日本の未来をあなたに託します。


 

さて、なんかうさんくさい選挙勧誘の言葉を並べたところで、以下に僕の思うことを書こうと思います。

スマブラかよwww

あ、すみません。

あまりにも異種格闘技というか大乱闘というか、そんな感じに東京都知事選が見えたもので(笑)

ただ実際の所

十中八九、小池百合子氏が当選すると思います。

まぁ別にこれ自体は特に驚くことでも無いかと思います。

僕のブログなんて読んでくれている皆さんはよっぽど物好きな方でしょうし(なんて失礼な、大変申し訳ありません。でもコレ褒め言葉です。)、知能水準も高い方が多いと思いますので自分自身で考えることの出来る方ばかりだと思うのですが、大多数の国民というのは思っている以上にそうでもないものです。(見下してるとかではなくて事実そうだとしか考えられないんです)

何も考えず、とりあえずコロナで頑張ってるように見えるから小池氏に投票するって人がほとんどだと思います。

その考え方も大いに尊重されるべきです。

ただ、物事は常に複数の視点から見るべきで、決めつけてかかるというのは危険だと思います。

都民の皆様がどうお考えなのか、非常に注目したいところです。

最後に、今回の東京都知事選で僕が注目するポイントを3つ挙げていきます。

1.投票率はどれほどのものか。

2.小池百合子氏が当選するとは思われるけど、得票率はどれほどのものか。

3.落選した候補者達、そして都知事となった方は今後どのように活動していくのか。

wikipediaの2016年東京都知事選挙によると、2016年が59.73%(男58.19%、女61.22%)、その前の2014年が46.14%(男46.46%、女45.83%)だそうです。僕の邪推ではあるのですが、2016年の東京都知事選で女性の投票率が高くなったのは、それこそ小池百合子氏が初めて女性の都知事になるかもしれないといった期待が高まっていたからだと思われます。

加えて小池氏が当選を果たした裏には、前都知事の桝添氏が対立候補にいなかった(桝添氏が辞職したんだから当然ですが)ことも大きいと思われます。また小池氏は日本初の女性の防衛大臣だったというインパクトもあるでしょう(尚、在任期間は2ヶ月弱の模様)。余談ですが、映画『シンゴジラ』に登場した防衛大臣が女性というのは少なからず小池氏をモデル(意識)しており、斬新さを表に出したかった意図が透けて見えます。

コロナ禍の渦中であり、今回の投票率が更に上がって欲しいというのが僕の願いです。そしてかなり恣意的な考えですが、小池氏の得票率が40%以上になるような事態であれば、非常に都民の危機意識は危ういと思います。都民の危機意識が危ういと言うことは日本国民全体の危機意識が危ういことも近いですからね。公約をほとんど実現できなかった政治家に票が集まってしまうと言うのは民主主義国家として恥ずべき事態だと僕は思いますよ。

少し大げさな言い方かもしれませんが、日本の未来を決める東京都知事選、開票日は7/5。

楽しみに待っていようと思います。

それでは今日はこの辺で。

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