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早熟であり現役でもある人たち、そして僕は25歳

投稿日:2017年1月21日 更新日:

皆様こんばんは。

「49」という記事では日本の英雄たちが49歳で亡くなっているという共通点を書きました。

僕は今25歳で、彼らの享年の約半分を生きながらえていることになります。

小さい頃は25歳というと大人というイメージが強かったのですが、こうしてその年齢になってみると全く子どもの頃と変わってないことを実感します。

僕の特徴としましては酒は飲めない、たばこを吸わない、ギャンブルやらない、料理できない、、、etc

はっきりいって子どもの頃と何ら変わってないんですよ(呆然)

身体的特徴で言えば、

視力が低下した

体重が増えた

髪が減った

とまぁ本当に「老い」を感じますね。これに加えて仕事に対する意欲も低いわけですから僕の客観的な価値は非常に厳しいものと思われます。

さて

僕の話はさておき、25歳はスポーツ選手で言えば脂がのりだす時期だと思います。しかしスポーツ選手はサッカーのキングカズ選手や、スキーのレジェンド葛西選手、メジャーリーガーのイチロー選手のような方々を除くと、現役で活躍できる年齢って20年弱とかなり短いんですよね。

またジャニーズやAKBのようなアイドルも「若さに依る容姿」が一つの武器であることは否めませんから、こちらも年齢という制約は非常に大きいです。むしろスポーツ選手やアイドルは若いときこそが絶頂なのだと思います。

自分と同じ年齢層、または僕より年下で活躍している彼らを見ると、尊敬の念を抱くと同時に少しばかりの儚さをどうしても僕は感じてしまうのです(同情とかそういうのではないんです)

しかし!

若い頃より活躍し、今なお現役で活躍している著名人もまた多くいらっしゃいます。

そんな中で僕がこの人は凄いという方をお二人ご紹介致します。

①羽生善治さん

将棋を知らない方でも名前と顔はご存知の方が多いのでは無いでしょうか。言わずと知れた永世名人です。

将棋には7つの大きなタイトルがあり、そのタイトルでの優勝を目指して棋士たちは日夜頭脳戦を繰り広げていらっしゃいます。羽生さんはその7つのタイトル全てで優勝、独占した経歴をお持ちです。

※7大タイトル:プロの棋士たちが名誉・名声・賞金をかけて戦う晴れ舞台(大きな大会)です。「竜王」「名人」「王位」「王座」「王将」「棋聖」「棋王」の7つがあり、「名人戦」は読売新聞社主催、「棋王戦」は産経新聞社主催などそれぞれにスポンサーが異なります。またこれらは1年を7つに分けて開催されており、七代タイトル優勝は通年戦いに明け暮れることを指し示します。

これは前人未踏の大記録であり、後にも先にも達成されたのは羽生さん唯お一人です。しかもその時の年齢が25歳。凄すぎると思いませんか?

ちなみに羽生さんは2016年現在3つのタイトルを所持されており、今なおトップを走り続けていらっしゃいます。

そんな羽生さんを同世代の棋士、森内俊之さんは「周りのレベルも上げつつ、自分のレベルも上げ、周りとの差を広げることだけにこだわりがない」という旨の評価をされています。なんでも将棋を指し終えた後の解説では自分の手の内を惜しげも無く晒すのだとか。

まさに人類全体のレベルを1つ上げる存在と言えます。格好良すぎです。

 

いつどこで見たのか忘れてしまいましたが、羽生さんの言葉の中に

「運命は勇者に微笑む」

というものがありました。

勝負において時には相手の得意な手にも攻めていくとされる羽生さんの精神を、わかりやすく言葉にしてもらったような感覚ですね。ですがこれは何も羽生さんのような偉大な人物だけに限ったことでは無くて、僕のような底辺の人間にも挑戦する勇気を与えてくれる言葉だと思います。

※ちなみにこれまたドヤ顔で将棋の用語をお伝えしましたが、僕は全く将棋をやったことはありません。もはや「歩」を「ふ」と読むのか「ほ」と読むのかさえ知りません。あしからず。

②中島みゆきさん

もうお一人は中島みゆきさんです。今なお『糸』『時代』を含む楽曲は多くの世代から支持を受けています。

この方に関しては調べて頂ければ、1970年代~2000年代の各年代でオリコンチャート1位を獲得した唯一の歌手であることがわかるかと思います。

それだけでも凄いのですが、この方の凄いところは23歳という年齢で今の若い人たちも一度は聞いたことのある『時代』という名曲を作ったこと

だけではなく

『時代』の3ヶ月前に発表したメジャーデビュー曲『アザミ嬢のララバイ』が、この23という年齢にしてはあまりにも甘美で落ち着いた歌であることです。『時代』があまりにも有名なため表に出てきにくいのですが、僕はこの歌も大好きです。もとい中島みゆきさんの曲を表すなら

「ものすごく人間くさくて、そして優しい」

この一言に尽きます(すみません僕の表現できる精一杯がこの言葉でした)。メロディや歌唱力もさることながら、みゆきさんの曲を聴くとここに到達することが多いです。多分「人」が好きな方なんだろうなと思います。

ちなみにどの楽曲も素晴らしく、甲乙付けがたいのですが、僕が一番好きな曲は『地上の星』です。プロジェクトXの主題歌でありご存知の方も多いはず。みゆきさんの楽曲は元気になったり、癒やされたりと非常に良い歌が多いですので一度ご視聴下さいませ。

 

以上、若くして活躍し、今なおトップであり続けるお二人をご紹介しました。なんかいつになく真面目な話をした気がします。

それでは今日はこの辺で。

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