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人類をもう一歩先へ

投稿日:2021年5月19日 更新日:

僕ぁ、ただ治すだけだ。この腐った世界を……。


皆様こんばんは。

最近視界の端っこに妖精が見えてくるようになりました。

飛蚊症でないのを祈るばかりです。

え? ど、どどど、どどどど童帝ちゃうわ!!

さて

とうとう僕も先日30歳になってしまいましたよ。ですので、そろそろ僕の人生のテーマ&このブログの副題にしている「人類をもう一歩先へ」というテーマについて今日はお話しします。

と、その前によろしければ皆様、この2つの記事もご覧頂けますと幸いです。30歳を節目に書いた本記事の兄弟記事です。

地上の星ー陰の英雄を紹介する① 「赤禰武人」

三つ巴の戦い-中国共産党・習近平政権の落日とこの世界の支配者


プロローグ

さて、結論から申しますと、僕は人生のテーマを「人類をもう一歩先へ」なんて設定しているのですが、これをもう少しわかりやすく書くと

日々叡智を深め、社会の分断を抑止して全ての人が不幸にならない社会を作る

ということです。

なんか一見意味不明なことをぬかしておりますが、以下に僕がこのようなテーマを設定した背景を書いていきます。お時間の許す限り、おつきあいください。

まず、僕は物心ついたときから人類皆平等で、格差のない、不幸な人が存在しない社会というものを望んでいました(今考えてみれば僕は生まれたときから社会主義者だったのかもしれません、折しも僕が生まれた1991年は東西冷戦が終結したその年でした)。

未だに自分でも何故幼少期にこんな発想に至ったのかはわかりませんが、コンビニで世界の恵まれない子供たちのための募金箱(最近はあんまり見なくなりました)にいくらか入れていたのを覚えています。

大学生になる頃にはリーマンショックが起き、バブル崩壊後の失われた20年が失われた30年になっていく契機となりました。

平成というのは確かに日本において戦争もないし、それなりに平和だった時代だったけれど、経済成長は見込めず日本が相対的に凋落の一途を辿った時代でもあります。高度経済成長期にアメリカで『Japan as No.1』という書籍が出版されたにもかかわらず、その後プラザ合意からのバブル崩壊はもはや仕組まれていたのではないかとすら勘繰りたくなる程です。

バブル崩壊は1995~96年頃に始まりますから、当時5歳くらいだった僕にとって今まで好景気というのはほとんど経験したことがないのです。しかし、不況とともに歩んできたこの30年間で得られた知見もあります。学校教育で教えられたものではなく、僕自身が調べたことで間違っている部分もあるかもしれませんが、今日はその一端をお話しします。


日本という国の特異性とその素晴らしさ

天然の要害である海に囲まれた島国、日本。江戸時代後期まで外敵からの侵略はほとんどなく(鎌倉時代の元寇=蒙古襲来くらいでしょう)、気候も温暖で降水量も多いことから人間にとって暮らしやすい土壌が整っていました。また特にユーラシア大陸中央のステップ気候(ユーラシアステップ)と離れていたことは大きく、そこに多く興亡してきた遊牧民たちからの略奪を受けることなく、独自の文化と文明を築くことが出来いてきました。

※ユーラシアステップというのはユーラシア大陸中央に位置する乾燥地帯であり、水が単純に不足するため農業が出来ませんでした。そのためそこに住む人々は牛や羊を飼って「遊牧」することしかできず、足りない生活物資は略奪するほかありません。故に『文明の生態史観』を著した梅棹忠夫の言葉を借りるならユーラシアステップは「破壊力の源」と表現されます。ここに誕生した遊牧民は元寇に代表されるモンゴル民族の他、有名なものだけでもスキタイ、突厥、匈奴、フン族、鮮卑等度々世界史上に登場しては周辺諸国を恐怖の底へ突き落す人たちでした。更に余談ですが最近中国共産党による人権弾圧として話題に上がっているウイグルやチベットも遡れば遊牧民に行きつくことから、過去に征服された恐怖心から必要以上に弾圧しているような印象を僕は受けました。

日本の素晴らしいところの1つは太古の昔から、「人間を人間としてみていた」ということがあります。何当たり前のこと言ってんの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、コレかなり先進的なことですよ。

例えば大航海時代以降におけるポルトガルやスペインは国家ぐるみで奴隷貿易を行っていました。本当に悲惨な歴史で、奴隷たちは鎖で縛られた状態で船に積み込まれ航海し、あまりにも不衛生な環境で病気になってしまった場合や反乱を起こした場合は容赦なく海に投げ捨てられたというではありませんか。そうです、まるで所有物のような扱いです。

中国の歴代の王朝だってそうです。新たな王が戦乱によって国を乗っ取ると以前の王族を滅ぼす(根絶やしにする)ことで新たな王朝の基礎を築いてきたのです。

一方で日本の素晴らしいところは「権威と権力を分散していた」ことにあります。

日本には万世一系、天皇こそが国の中で偉く、その他の人間はみな天皇の子であり、平等であるという思想でした。これは本当によく考えられたもので、最初の天皇である神武天皇を日本神話における最高神、天照大神の子孫とすることで天皇家は神の血筋を引くと位置付けられました。故に鎌倉幕府だったり室町幕府だったり、織田信長が登場したり、江戸幕府が開かれたりして「権力」の入れ替えは起きようとも、天皇という「権威」は一定に保たれたわけです。だからこそ、時の権力者の横暴なんてのがあったとしても、その権力者の一つ上には越えられない壁の天皇が君臨することで日本という国体を維持することが出来たということです。


※勿論日本においても身分の差があったり、古代から奴婢と呼ばれる人たちがいたことにはいたんですが、その実、大陸の奴隷とは扱いが違いました。先のとおり人を所有物以下のような扱いができる欧米に対して、日本における奴婢は主の下で財産を多少なりとも所有できました。

また最近話題となる女性天皇、女系天皇という話は上記の考え方を知らないと深く考えることができないわけです。女性天皇というのは天皇が女性であることで、僕個人としては問題ないと思います。過去の推古天皇や持統天皇のように歴代の天皇126代のうち10代は女性天皇ですからね。ただ女系天皇というのはまだ存在していないんですよ。女系って何なの?という話ですが、これは結構簡単で、お母さんをたどれば天皇に辿り着くということです。ですからこれまでの皇室は男系男子、または男系女子しか天皇に即位されていないことが分かります。

女系天皇の何が問題かというと、お父さんをさかのぼった時に天皇に行きつかないのが問題なのです。126代全て男系なのにそれを女系も容認してよいかどうかなんて議論する必要すらないと僕は思いますね。生物学的に見ると女性はXX染色体、男性がXY染色体をもっていて、このY染色体を引き継ぐことこそが皇室が皇室たるゆえんなわけです。これに対して「女性の権利が男性より下だ!平等じゃない」なんて抜かしてくる人間がいるとすればそれはもう多分思考する能力がないんでしょう。だって考えてみてください。一般女性は男性天皇のお后様になり、その方の子どもが天皇になることは出来ますが、逆はないんですよ。これは皇族以外の男性が権威を持ってしまったら権威の崩壊が起きるということを昔から日本人が分かっていたからだと僕は思います。皇族の女性との間に生まれた子が天皇になってしまったら「俺は天皇の父親なンだわ!ひれ伏せ平民ども」なんていう輩が出てくるとも限らないわけです。故に何も知らない人たちが響きの似ている女性天皇と女系天皇を混同してしまい、女性天皇がいいのだから女系も良いじゃないか、という空気感を作ってしまう呼び水となってしまうので、女性天皇が今認められていないというのはあると思います。


さて、少し余談と補足が多くなりましたので話を戻しますが、日本というのは本当に奇跡のような国だったと思います。しかしながら19世紀から20世紀にかけて世界では不穏な動きが多くなります。それが帝国主義の台頭です。

※先ほど大航海時代のポルトガルやスペインを例に挙げましたが、これは帝国主義の前身とも言えるでしょう。とはいえ大航海時代も元を辿れば人間が生きていくのに不可欠な食料というところとつながるのです。これはユーラシアステップの遊牧民が略奪せざるを得なかった点と少し似ています。ここをさらに掘り下げたいところですが、また補足ばっかりになってしまうので、今日は割愛して別の記事にてお話しします(白目)。

より多くの資源や利益を求めて列強と呼ばれる国々が世界のいたるところを征服し、自国のために人々を働かせる暗澹たる時代がやってきます。日本は1840年のアヘン戦争によってお隣の国・清がボロボロになっていく様を間近で見ていました。そして1853年のペリー来航以降、日本では攘夷(外国を駆逐する思想)が盛んに叫ばれ数多の志士たちの活躍によって明治の国民国家へと歩んでいくこととなります。

日本は近代化を推し進め、他の列強諸国とも渡り合えるほどの国力を付けますが、1929年の世界恐慌により状況は一変。世界は第一次大戦(1919年終結)以降、再び戦争の時代へと突入します。

これ以降の時代に関しては「アメリカやイギリス、フランスなどの多くの植民地を持っている国々はブロック経済政策によって自国と植民地のみ経済活動を行うことで不況を乗り越えようとするが、日本のように資源を持たない国は他国を侵略することで資源の確保に努めた」という言い方が一般の教科書的な教え方と言えます。

しかし事実は違うのです。

純粋に学校教育を受けた方は、日本が資源を求めてアジアを侵略していたのならそれらアジアの国々の人と交戦していたのかと思いがちですが、実際そこで行われたのは現地を統治していた列強の白人国家との戦争でした。それは日本がこの「大東亜戦争」に踏み切った背景を考えると理解できます。

この時代(というか約400年前から)白人たちは自国の利益のためにアフリカだけでなく、アジアの国々も支配下に置き搾取していました。日本は元々縄文系の単一民族であり、人種や肌の色によって差別するという考え方がそもそもなかったのです。そんな日本が列強の一員となり、第1次大戦後発足された国際連盟にも参加します。日本はこの時欧米諸国の人種差別を間近で見ることになり、ある提案をします。

それが「人種的差別撤廃提案」です。白人社会の中で唯一非白人である日本が世界で初めて行った人種差別への挑戦でした。議会において賛成してくれる白人国家も多かったのですが、結局当時のアメリカ大統領ウィルソンによって握りつぶされ、この提案は破棄されることとなります。(ちなみにウィルソンはディープステートの傀儡でした)

wikipediaー「人種的差別撤廃提案」

一方で、日本は人種差別撤廃以外にもアジアがまとまって欧米に対抗するという構想を持っていました(アジア主義→大東亜共栄圏)。それは人種的差別撤廃提案の破棄、並びに日本の国際連盟脱退によって実行されることとなります。こうして欧米諸国によるアジアの植民地を解放し、大東亜共栄圏を設立してアジアの自立を目指す「大東亜戦争」が始まりました。

wikipediaー「大東亜戦争」

大東亜戦争に際し、日本は陸軍省戦争経済研究班、通称「秋丸機関」を設立し各国の状況や戦略について事細かに分析しています。陸軍が暴走して戦争に突入したという言説が多くのメディアでよく言われいますが、秋丸機関の調査報告書を見る限り、陸軍は非常に冷静に状況を分析していたことが分かります。

※秋丸機関について知りたい方はこちらの方のyoutube動画が大変参考になります。
社會部部長様ー日本が勝つ方法はあったのか?【第二次世界大戦・英米合作経済抗戦力調査・地政学】

しかしながら真珠湾攻撃によってアメリカを参戦させてしまったことが原因となり、日本は敗北することとなりました(詳しくは林千勝氏著『日米戦争を策謀したのは誰だ!』にて詳しく説明されています)。とは言え、その後のアジア諸国の独立を鑑みると、戦争自体には敗北したかもしれないけれど、大東亜戦争の目的自体は達成できたと言えるかもしれません。

1945年(日本の敗戦)以降、アジア・アフリカでは様々な独立運動が起きます。このうち東南アジア諸国は日本統治時代にインフラの整備が行われたり、教育を施されたりすることで自主独立の志を育んでいきます。例えばインドネシアは約350年にわたりオランダの植民地支配を受けていました。インドネシアは多くの部族からなる島国ですからオランダはこの特性を利用し、それぞれの部族の言語のみを使用させることで部族間同士の意思疎通ができないようにしました。まさに「分割して統治せよ」というやつです。加えて反乱につながることを恐れてオランダの利益になること以外は教育しないという徹底ぶりでした。しかしながら1942年以降、日本軍が統治するようになると日本は彼ら諸部族の言語をインドネシア語に統一し、軍事教育も施します。これは彼らの言語を奪った、日本の戦力を増強させるために軍事教育を施したのだと批判する人もいるかもしれませんが、インドネシア人自らの手で独立を勝ち取るための自衛意識を養い、共に欧米諸国対抗していくための同志として育てていた事実は、その後の歴史を見れば明らかです。

wikipediaー「日本占領時期のインドネシア」

日本はこの他マレーシアやミャンマー等にも同様に対応します。最近話題となっているアウンサンスーチー氏のお父さんであるアウンサン将軍(ミャンマー独立の父)も若い頃日本軍とともにイギリスと戦った過去があります。ミャンマー国民が日本政府に対して助けを求めた背景にはこういう歴史的事実があるのはないでしょうか。


このような国は過去の歴史を見ても他に例がなく、まさにアジアの光、アジアの大龍と言える国でした。

故に戦争に勝利した連合国は日本が今後白人国家に歯向かわないように徹底的な占領政策を行っていきます。

その一例としてGHQが大東亜戦争という呼称を奪い、太平洋戦争と改名させる。極東国際軍事裁判(東京裁判)によって侵略戦争の計画者として東条英機前首相らを悪人に仕立て上げて死刑とする、日本の教育方針そのものも変更させる等あの手この手を駆使して自虐史観を日本に植え付けます。そうすることで徹底的日本を封じ込める作戦に出るのです。ただこれは欧米が日本という(良い意味で)とんでもない国にビビり散らしていたということの裏返しという見方も出来るでしょう。

このようにして日本は占領政策を受け入れることで牙を折られ、爪を抜かれ、精神を汚され、大きく弱体化しましたが、僕は日本人はその魂まではまだ失っていないと信じたいです。しかしながら近年では本来の日本の良さを日本人自身が壊してしまう状況にあります。まさに旧時代の列強諸国が戦慄した日本を一億総白痴国家日本へと衰退させる戦略が完遂しつつあるのです。


この世は金に支配されている。いわんや思想や学問でさえも。

さて、次は打って変わってこの世界の構造についてお伝えします。

結論として国際金融資本家の登場以降、世界におけるあらゆる事象は全て「金」が陰にあると考えて良いです。なぜならお金という性質上、国境は不要ですからグローバリズムとの親和性が高いのです。

陰謀論だ!!と言う方もいらっしゃるかもしれません。勿論そう思われるならそれでも良いと僕は思います。ですが陰謀という「陰の謀(はかりごと)」ではなく、これらは「既存の事実」がバックボーンにありますので決して陰謀ではないのです。

歴史的な面で言えば、共産主義の生みの親とも言えるマルクス。彼が友人のエンゲルスと共に『資本論』を著したことは多くの方が知ることかと思います。ただもう一歩踏み込んだ時にわかるのが、マルクスはユダヤ人であり、ロスチャイルド家の親戚の人間だと言うことです。前回もご紹介しましたが、これはもうwikipediaにも載ってます(よく削除されないなぁとも思いますが)。

つまり『資本論』や『共産党宣言』にはユダヤの思想が入っており、マルクス本人がどう思っていたかはわかりませんが、それが図らずも低コストでコンスタントに働いてくれる共産主義国家への成立へと世界は突き進んでいくわけです。ちなみにその後成立したソヴィエト連邦はレーニンが主導したとされていますが、彼を背後で支援したのは国際金融資本家・ディープステートであり、必要な人材も世界各国からユダヤ人を呼んでブレーンにしていたという事実があります。

平等な世界を目指して血を流してきた名もなき人々が結局特定の団体の利益になるために散っていったと考えると、いたたまれない想いがします。

そうして誕生させた共産主義国家から得られる富をしゃぶり尽くした後はポイ捨て(ソ連崩壊)し、別の共産主義国家(中国共産党)が投資されることとなります。しかしながら、その中国共産党が近年では力を着けはじめ、皮肉にも「金」の力で世界の支配者=国際金融資本家へと挑戦するようになってきたことから三つ巴の戦いが起きているのです


 

世界はお金に支配されているというのをもう少しわかりやすく、タイムリーな話に落としてみましょう。

題材は新型コロナのワクチンにしてみましょうか。

普通に疑問ですよね。アストラゼネカ、ファイザーと言った製薬会社は確かに世界に名だたる大企業であり、ワクチンの研究が進むのも理解できます。でも日本の製薬会社は何故ワクチンを開発できない?日本は医療大国ではなかったのか?こういうのは全てカラクリがあります。

考えてみましょう。

例えばあなたは製薬会社の社長です。「お金になる案件」と「お金にならない案件」、どちらをやるべきと思いますか?

おそらくほとんどの人がお金になる案件を選択します。当たり前ですよ、会社ってのは営利目的なわけですから。この単純な2択でお金にならない案件を選ぶ人がいるとすれば、単にアホか非常に潤沢な資金を持っているロマンチストかの二択です。

では「お金になるガンの研究」と「お金にならない感染症の研究」ではどちらを優先しますか?

そりゃ勿論「お金になるガンの研究」に決まってるじゃないですか。感染症の研究をやってもお金にならないし、しかも感染症なんていつ・どこで発生するかわからないのですから。

そのために、お金にはならないかもしれないけど、人類の発展のために必要な研究にお金を出すのが政府の役目なんじゃないかと僕は思います。だから日本での感染症の研究が遅れてしまったのは偶然ではなく必然だったのかもしれません。

※ワクチンに関してはこの記事を参考にしました。

日経ビジネスー「国産ワクチン、なぜ出てこない? 塩野義・手代木社長に聞く」

新型コロナついでにもう1つ。

WHOのテドロスがちょうど一年前の今頃、台湾から差別的な発言を受けたと名指しで台湾を非難していましたね。これも国連組織のトップが中共のお金の力で傀儡となり、WHOから台湾を排斥しようとした事実を示唆しています。

悲しいかな以上述べてきたようにこの世界は金の力で動いているんですよ。


エピローグ

以上色々と述べてきましたがいかがだったでしょうか。兄弟記事としてご紹介した赤禰武人の言葉を借りるならば「真実には偽りがあり、偽りにこそ真実がある」というのは言い得て妙のように思います。

それでは最後にまとめとして冒頭述べた「人類をもう一歩先へ」という僕の人生のテーマに話を戻そうと思います。

僕はこのブログを書き始めた当初、こんなこと言ってはなんですが、やっぱり共産主義という思想はもの凄く素晴らしい思想だと思っていました。皆が平等で、労働に対して同じ対価を得る、今考えても素晴らしい思想だと思います。

しかしながら今まで述べてきたように、その思想は「造られた」思想であり、結局大勢の誰かの不幸の上に特定の誰かの幸福が成り立っていることには変わりなかったわけです。僕はこんな汚い世界見たくなかったですよ。

だからこそ僕はやっぱり昔の日本人は偉大だったんだなぁと思いました。天皇の下では皆平等であり、この国の繁栄ために国民が一丸となっていた時代なんてのは本当に皆が生き生きとしていたんじゃないかなと思います。と考えたときにやっぱり大事なのは国民が一丸となる、つまりは共同体意識を持つということなのではないかと思います。

思い返せば2000年代以降、自民党のなんとかって総理大臣は「改革だ!!」なんて言って政策を推し進めた結果、この国の中の共同体は次々と破壊され、生き残ったものこそが正義だみたいな弱肉強食の動物界と大差ないような、資本主義・新自由主義の悪い面が全面的に押し出された結果となってしまいました。

こういう状況下で社会及び共同体の分断が進むと、人は自分の身だけでも守ろうとします。そしてこれこそが国際金融資本家の狙いなんだと僕は思います。例えば、よくコマーシャルで見るアヒルのガン保険会社(ア〇ラック)は日本で初めてガン保険を取り扱った会社です。もう一度言います。ガン保険を日本で最初に扱ったのはなんとアメリカの保険会社なんですよ。しかもそのアヒルは利益の9割を日本で稼いでいます。これってつまり日本が草刈り場になっていることです。こんなのは氷山の一角で、他にもよくよく調べてみれば色々出てきます。

とまぁこのような感じでこの世界というのはどこまで調べても腐った世界なんです。

でもね、だからこそ僕は今こそ「お金が第一だと考える価値基準を考え直す時」だと思います。

お金という1つの物差しを物事の価値基準に置くのではなく、弱肉強食の世界に生きる動物でもなく「人類」が、いきすぎた資本主義(新自由主義)でもない、共産主義でもない「もう一歩先」の社会のありかたを見つけられることを願って僕は「人類をもう一歩先へ」というテーマを設定しました。そしてそのためにもまずは僕個人としては日々叡智を深め、社会の分断を抑止して全ての人が不幸にならない社会を作ることを目指したいと考えています。

その際、今日ご紹介したように僕の知識なんてのは付け焼き刃がほとんどですが、常に熱して叩いてを繰り返すことで、いつの日か社会の悪を切り裂く刃となることをここに誓って今日のブログを締めたいと思います。

長い間お付き合いいただきましてありがとうございました。

それでは今日はこの辺で。

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