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【今日のちょこっと】チョコレートのお話【豆知識】

投稿日:2018年2月14日 更新日:

皆様!!

ハッピーバレンタイン!!

悔しいです!!

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はい、今日はチョコの豆知識をちょこっとお伝えします。

チョコだけにね!ちょこっと豆をね!!

 

チョコレートの原料はカカオ豆と言うのはよく聞きますよね。ただカカオ豆という作物があるのかというと、少しニュアンスが違います。「カカオ」という植物の実の中にある種のことをカカオ豆と言うのです。コレはコーヒーノキの種子であるコーヒー豆と類似していると言えますね。

そんなカカオですが、実はこの植物「陰樹」と呼ばれる特性であり(ひYな意味では無い)、太陽光を積極的に必要とはしない植物であるとされています。

だからどうした?という話なのですが、この特性が大量生産に向かないことを暗に示しているのです。つまり大規模農場による生産(=プランテーション)を行おうにも、陰樹という日陰がベストコンディションであることが災いし、日光の燦々と照りつける大きな土地ぐるみでの生産に不向きという訳なのです。ですからカカオ農家という職業はあまりなく、どちらかというとバナナやキャッサバを生産する傍らで副業的に生産するという形式が主流のようです。

加えて、カカオ専用の土地を作ること自体にも旨みが無いことも事実です。カカオを作るぐらいならゴムの木を栽培し、天然ゴムを栽培する方が儲かるのだとか。まぁ確かにゴムは様々な用途がありますしね。7割~8割が自動車のタイヤに使われていますし、夜の営みの際にもゴムは不可欠です。(余談ですがラテックスアレルギーの方はゴム付けられるのでしょうか?)

ちなみにカカオの生産地ですが下図の通り、そのほとんどはアフリカです。

チョコ生産量.png

出典元:日本チョコレート・ココア協会様HP-「世界国別カカオ豆生産推移」2016-2017年推定

生産量も年によっては上がっているようですが、インドのような人口が爆発的に増えている新興国での需要の増加に伴い、供給が難しくなっているのも現状です。日本の技術力を使えば生産できないことも無いのでしょうけど、カカオに力を入れるよりは他の作物に注力することの方が儲かるのでしょうね。

以上、チョコレートの知識をチョコっとお伝えしました。

ドヤァ…

コロンビア

それでは今日はこの辺で。

【参考資料】

日本チョコレート・ココア協会様HP

Wikipedia様-「カカオ」

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