皆様こんばんは。
今日はブログを書く際や、人と会話している時に話のタネになる「知の源泉」の掘り当て方を僕なりの方法でお伝えできればと思います。(どこに需要があるのかは知らない)。
では皆様、これは何でしょうか。
はい、紛う事なき「リンゴ」です。
それ以上でもそれ以下でもありませぬ。この写真をずっと見続けていたら何か別のモノに見えてくるとかいう特殊能力がある方はしかるべき所へ行かれることをオススメします。
ではこちらの写真はいかがでしょうか。
ええやん!!(鼻血)
失礼、この写真になると今度は「リンゴ」だけで無く、なんとなく「白雪姫」とか思い浮かべる方もいるのでは無いでしょうか。
つまり何が正解というわけではありませんが、実は普段あまり意識していないだけで、1つの事象や事物に対して僕たちは複数の見方を潜在的に持っているんです。
この他「リンゴ」というものに関連して何を思い浮かべることが出来るでしょうか。
僕が思い浮かべたのは以下です。
・白雪姫が毒りんごを食べて仮死状態になった
・アップルという会社がある
・ニューヨークの別名はビッグアップル
・リンゴが木から落ちる様子を見てニュートンが万有引力を発見
・アダムとイブの食べた禁断の実はリンゴだとされている
・果汁100%ジュースには果物の輪切り画像が使える
・ロビンフッドが子どもの頭に乗せたリンゴを射撃
ふむふむ、こんなところでしょうか。リンゴ一つでも様々な見方やそれにまつわる知識が実は眠っているんですよね。
これの内いくつかを深掘りしてみましょう。
例えば白雪姫の毒リンゴの話ですが、実はこれもともとの『グリム童話集』初版では毒リンゴの毒が回って仮死状態になっていたのでは無く、単純にリンゴの芯が喉につっかえていただけなんですよね。仮死状態の白雪姫を見初めた王子はどこへ行くにも彼女の棺桶を召使いに担がせていたのですが、毎度毎度の重労働を強い得られる召使いはたまったものではありません。白雪姫の背中をパンチしたことでリンゴの芯が彼女の口から飛び出し、生き返ったという話なんです。
さてもう1つ。ニュートンが木から落ちてくるリンゴの実を見て万有引力を発見するきっかけになったことは有名ですが、実はこのリンゴの木の子孫が今も東京大学の附属植物園である小石川植物園に生えています。味はまずいそうです(笑)。以前トリビアの泉で紹介されていました。
いかがでしょう。リンゴから様々な知識や雑学へと派生させることが出来ます。これらの知識を知っていたところで、正直「実用性はありません」。しかしながらこういうすぐに役に立たない知識こそ「教養」なんじゃないかなと僕は思います。色々なことを様々な角度から知ることで、いつしか点として存在する知識が線となって体系的な知識を構成します。ニューロンをつなぐシナプスのようにね。
さて、かつてトーマス・エジソンはこういう言葉を残したと言われています。
”Genius is one percent inspiration, 99 percent perspiration.”
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
これは少し穿った見方をすれば、天才はひらめきがあるから天才、どんなに努力してもその1%が無ければ凡人という言葉のようにも聞こえるかもしれません。でもね、僕は1%のひらめきというのは99%の努力があってこそ成り立つのだと思います。あらゆる物事に対する知識が記憶の底に積み重なり、それがある時ふと結びついてひらめきが発現する。ひらめきやインスピレーションと言われるものは、その人の才能を示す素養かもしれませんが、実はそれに至るまでに知られない努力や探求欲が必ず存在すると僕は考えます。
まぁつまり、
普段からあらゆる物事に興味を持っていれば、それはいつしか必ず形に出来るよ
ってことです。
Wikipediaとか見るときに様々なリンクが貼ってありますよね
アレですよ。ドラマ見ていたら、この人どっかで見たことある…あ!そういや他のドラマのあの役はこの人だったな!みたいな気づき。そんなのに近いもしれません。
さて、今日は物事には切り口が複数あると言うことをお伝えしました。リンゴだけにね。
…
お後が宜しいようで。
それでは今日はこの辺で。