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過程と結果のどちらが大事か

投稿日:2017年1月25日 更新日:

皆様こんばんは。

今日は表題の件について僕なりの考えを書きたいと思います。

表題の件、皆様はどのようにお考えでしょうか。

ちなみに初めに申し上げますと、僕は「極論として選ぶのであれば過程が大事」という結論に到達致しました。

結果が全てや!!過程が大事なんて言ってる奴は甘え!!

過程も大事だよ!!過程を大事にしないと良い結果に結びつかない!!

両者の言い分が聞こえてきそうです。

ただ正直に申し上げますと、

この議論自体に全く意味は無い

ことも多くの方は気づいていらっしゃるのでは無いでしょうか。

言わずもがな

どちらも大事に決まっている

のであります。

ただどちらか一つを選んで議論しなさいみたいなアホな問いに直面した場合、どうするか。僕なりの考えを書いていきます。

まず過程と結果は点と線です。

過程が線であるならば、結果は点であるとお考え下さい。

人生は長いです。受験や入社試験、社会に出てからは契約先とのプレゼンなど様々なイベントがあります。

その1つ1つのイベントにおいては確かに結果が求められます。だからこそ結果が大事なのは言うまでもありません。しかしながらそのイベントを通過すれば人生は終わるのでしょうか。いいえ、終わりませんよね。まだ先が続きます。先が続く限り点も線も果てなく続くのであります。

そうであるならば、結果全てに一喜一憂することはそこまで重要なことでは無いのではと僕は思います。

結果が「全て」であるとお考えの方は物事をぶつ切りに捉える傾向があるのではないでしょうか。例え結果が実らなかったとしても、過程を重んじる方は必ずその結果に至った過程を分析し、反省点を考察することが出来るのと僕は思います。

つまりもう一度同じような場面(イベント)が訪れたときに、前回良い結果だったのであればそれを再度実現できるか。逆に悪い結果だったのであれば今度は良い結果に結びつけられるか。という観点から見るとやはり僕は「過程」の方が重要なのだと考えております。

 

ちなみに過程と結果については以下の方々の言葉をご紹介致します。

①加藤友康さん

私のような事業家の価値は、やりとげてきた事業の結果しかありません。

その結果が悪ければ、それはだめな事業家です。

結果がよければ、しかもつねに結果を出してきたのなら、その事業家はよい事業家です。

「自負がある」とか「自慢する」などという弱い意味ではなく、これが事実なのです。

「地球の名言」様から拝借しております。

②羽生善治さん

勝ち負けにはもちろんこだわるんですが大切なのは過程です。

結果だけならジャンケンでいい。

こちらも「地球の名言」様より拝借しております。

③イチロー選手

どんなに難しいプレーも当然にやってのける。

これがプロであり僕はそれにともなう努力を人に見せるつもりはありません。

すみません、こちらも「地球の名言様」よりお借りしています。

 

 

さていかがでしたでしょうか。

僕は「過程が大事」という結論に至りましたが、それは僕の今の立場や年齢によるところもあるかとは思います。

管理職や経営者の視点に立てば(立てないけど)「結果が大事」という考え方も理解できるつもりです。

とは言え正直なところ僕がこの記事で言いたいことは、このどちらが大事か考えましょうと言うよりも、

「自分とは別の着眼点を持ちましょう」

ということなんです。結果と過程なんてどっちも大事に決まってますからね。

自分の根幹となる考え方に、様々な発想の視点が加われば、自分の根幹がもっと太く逞しく、そして深くなると思いませんか。僕が言いたいのはそれだけです。

それでは今日はこの辺で。

 

ちなみに余談ですが、皆様は『One Piece』や『キングダム』という漫画をご存知でしょうか。『One Piece』の主人公ルフィは「海賊王にオレはなる!」といつも言っておりますし、秦の始皇帝が初めて中国を天下統一したことはよく知られていることだと思います。おそらくルフィは海賊王になるんでしょうし、始皇帝・嬴政は天下統一を果たすんでしょう。でもね、その「結果」だけ知って物語は楽しめるか?という話です。その「過程」にドラマがあり、葛藤があり、感情の浮き沈みがあり、譲れない価値観の衝突があるからこそ物語は面白くなるのだと僕は思います。ただ一方で嬴政は始皇帝になったが故にこのような漫画が生まれたと考えると、過程と結果というものは表裏一体の関係であることがよくわかりますね。

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