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年賀状から見る人間の本音

投稿日:2017年1月5日 更新日:

皆様こんばんは。

※トップの年賀状は今年僕が実際に使ったものです。酉年ということで送り先の初笑いを狙ってブラックジョークを組み込んでみました。

三箇日が終わり、今日は2日目の出勤日でしたね(白目)。

僕は早くも3連休を待ち望んでおります。

ところで皆様年賀状は出し終えましたか?(もう今更出しても正月ムードは終わりかけなんですが)

一般に「松の内」と呼ばれる1月7日までに相手方に届けば失礼にならないそうですよ。(松の内に関しては門松のお話を書こうかなと思います)→書きました!!

※出典:「年賀状プリント決定版2017」様

それ以降は寒中見舞いというものを送る風習のようです。

ちなみにお正月の風物詩とも言えるこの年賀状、いつ頃から習慣として根付いていったかご存じでしょうか。

さすがフリー百科事典、Wikipedia様に載っておりました。

年号で言えば1873年に郵便はがきが発行されだした為、そこから急速に広まっていったようです。

とは言え奈良時代頃から年始の挨拶回りをする「年始回り」という行事があり、その後平安時代の貴族たちは遠くの親戚に年始回りの代わりとして文書による挨拶を行っていたとのこと。

あぁなるほど!つまり遠くにいる人に挨拶行くのが面倒だから文書で済ませようとしたということになりますね。

そう考えると近年の年賀状離れの理由も当然の流れと言えば当然ですよね。

ちなみにこれが日本郵便の発表している年賀郵便物元旦配達数のグラフになります(3年分でしかも拙いグラフです、すみません)。

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1人当たり約14通というのは3年間で変化なしのようです。

情報元:日本郵便株式会社のプレスリリースより

2014年年賀郵便物元旦配達数

2015年年賀郵便物元旦配達数

2016年年賀郵便物元旦配達数

↑2014年と2015年のデータで2014年の数字が若干変わっているのはご愛敬でしょう(^ω^)

まぁそうなっちゃいますよね

だってLINEとかメールの方が楽なんだもん!

楽な方がやっぱり好きという人間の本質は1300年前から変わっていないようです。

ちなみに全くの余談ですが

”A Happy New Year”という表現をよく見ますが、これ文法的には間違いだそうです。これに関しては詳しい解説は調べて頂くと簡単に出ます。

しかしGoogle翻訳では”A Happy New Year "も”Happy New Year"も「明けましておめでとうございます」と表示されます。

Google先生が言うのなら間違いないのでしょう。(※リンク先は僕のブログです)

間違った英文法について残念だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、僕のような英語の出来ない日本人からしたら、同じく英語の出来ない日本人の間違いなんて別にそんな気にすることではないと考えてしまいます。そんなことを気にして相手方の新年のご挨拶に突っ込みを入れる方が勿体ないことだと思います。

ちなみに余談をもう1つ。

クリスマスを”X'MAS"としているのをよく見ますが、これも間違いだそう。

クリスマスはChrist(キリスト) + MAS(ミサ・礼拝)を合わせた言葉ですが、

このXに見える文字は実はギリシャ語の「χ(カイと読みます)」で、このχ自体にキリストという意味があるので、「’(アポストロフィー、文字を省略するときによく使いますね)」を使う必要が無いということです。

トリビアの泉で昔見た豆知識でした(笑)。

余談が多くなりましたが、それでは今日はこの辺で。

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