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【ニュース備忘録】2022年12月上旬の出来事&ブログ更新休止のお知らせ

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皆様こんばんは

だいぶ寒くなってきましたね。12月と言えば旧暦で師走と言います。この場合の師というのは坊さんを指すようで、坊さんが忙しく走り回る様から師走という呼び名が付いたそうです。ただね、つまりそれって普段坊さんが暇ってことじゃないのかねと勘ぐってしまいます。

というわけで12月上旬のニュースを振り返りましょう。


2022/12/01

・旧統一教会の被害者救済新法案 閣議決定へ

一言:中身のない法案にならないよう期待したいところです。中身がないとはどういうことか、被害者が救済されないことと統一教会が弱体化されないことを指します。その2点が達成できない法案を作るということは今の政権与党に国民を守る覚悟がない(または根本的に能力が足りない)ことと同義です。被害者を救済しつつ統一教会を弱体化させるためには、統一教会から献金を取り返す以外ないんですよ。ことは統一教会だけの問題じゃない。この国の中枢にいる裏切り者を認めるか、それとも追放するかの分かれ目だということを暗に示しています。


2022/12/02

・FIFAワールドカップ 日本、スペインを2-1で破り決勝トーナメント進出へ。

一言:すごい!今回のワールドカップ予選で日本はドイツにも勝利しましたが、こういう舞台でヨーロッパの強豪に勝ったというのはスポーツ史に残る出来事じゃないでしょうか。選手の方々、よく頑張ったと思います。

一方で、コスタリカに7-0で勝利したスペインに日本は2-1で勝利し、コスタリカには1-0で負けるという形となりました。やはり相性の良し悪しがあるのでしょうか。


2022/12/03

・10年ぶりの「史上最高の映画100」発表 日本からは小津安二郎監督の「東京物語」がトップ10入り

一言:英国映画協会なる組織が1952年から10年ごとに発表されているそうです。日本の映画では「東京物語」の他に90位「雨月物語」、75位「千と千尋の神隠し」、72位「となりのトトロ」、41位「羅生門」、21位「晩春」、20位「七人の侍」がありました。うーむ、それにしても僕が知らない映画ばかりで、世界には色んな映画があるなと感心します。

ちなみにこのランキングとは関係無く、僕が面白かったと思うのは「タイタニック」「ダークナイト」「インセプション」「バックトゥーザフューチャー」でしょうか。邦画では「もののけ姫」「シン・ゴジラ」が何度見ても飽きません。大学生の頃、「時計仕掛けのオレンジ」「エスター」と言った映画も観てましたが、これらは一度観れば充分でした。

この「史上最高の映画100」、何故かなかなかネット上を探しても元記事が見つからないので苦労しました。。海外のサイトだと思いますが一覧がありましたのでリンク貼っておきます。

参考資料:BFI:史上最高の映画

最後に、紹介しておいてなんですが、僕はランキングというものは相対的であり客観的なもので新たな知見を広める程度のものであって、やはり最後は主観的絶対的な自分のお気に入りの映画こそが最高の映画だと思います。


2022/12/04

・政府、防衛増税を当面先送りへ。27年度に向け安定財源確保。

一言:防衛増税を「先送り」。先送りとしてる時点で容認する雰囲気を出すところが姑息です。こうやってすぐ論点をずらす。この卑怯で無責任な論法で何度騙されてきたか。そもそも防衛のために増税するなんてナンセンスですよ。そうやって増税し続けてきた結果が今の日本の有様なわけで。僕たちは少しずつでも賢く、そして用心深くならなければなりません。


2022/12/05

・北朝鮮、日本海と黄海へ向けて130発あまりの砲撃を実施

一言:考えましょう。何故貧困国家であるはずの北朝鮮がこれほどまでに武器を多く持っているんでしょうか。


2022/12/06

・FIFAワールドカップ 日本代表、クロアチアとの1-1の激戦の末PKで敗れる。ベスト16で終了。

一言:惜しくもベスト8ならず。とは言え、試合そのものにおいて決勝トーナメントの相手と同点だった事実は充分世界に通用するレベルであることを証明したように思います。

今回のワールドカップではVARなる技術を用いて、線を出た出てないを判定したそうです。12月2日の日本VSスペインとの予選ではその技術が活かされました。後から見たら誤審だった判定で涙を飲んだ選手達もこれまでにいたのだろうと思うと、技術の進歩とスポーツマンシップの醸成を実感します。僕はワールドカップ含め、スポーツ観戦に興味はありませんが、スポーツ自体の持つ言葉の壁を越える人と人を繋ぐ力には敬意を表したいところです。


2022/12/07

・ロシア国内の空軍基地で爆発が相次ぐ。ウクライナからの攻撃か。

一言:うーむ、まだまだこの戦いは続きそうですね……。この情報を知って「ロシアはウクライナに攻撃してるんだから、攻撃されても文句は言えない」と思われる方も多いかもしれません。ただ、その考えは「自分が安全地帯にいる上でのスポーツ観戦」のような、楽観的な考え方だと僕は思います。コレは人と人の生身の戦いであって、スポーツではないんですよ。その火の粉がいつ自分たちに降りかかってくるか、どのような形で牙を剥くかはわからないのですから。

・77年前の今日、真珠湾攻撃。

一言:何故日本はアメリカと戦ったのか。国内の裏切り者は誰だったのか。この辺りを顧みることが出来ないならば、日本はまた負けますよ。


2022/12/08

・宗教問題を巡る被害者救済法案が衆議院を通過

一言:まずはこの新法でどれだけの被害者が救済できるか見物です。そして同様に大事なのは統一教会始め、この国の人々に害を為す団体が弱体化できるのか。間違っても「統一教会救済」にならないよう僕たちは監視する必要があります。

・岸田首相、来年度からの5年間の防衛費を43兆円に増額。そのための財源確保のため、所得税を除いた形で年間1兆円増税。

一言:わかりにくいんで少し補足します。現在の防衛費は1年間で約5.5兆円です。これを5年間だと単純に27.5兆円となります。この27.5兆円と43兆円の差額分(15.5兆円)を5年間で増額すると言う方針なわけです。で、5年目、及びそれ以降は今から4兆円の防衛費増額を考えている(15.5兆円を5年で単純に割ると3.1兆円ずつになりますが、一気にではなく徐々にあげていくため5年目とそれ以降は約4兆円になるようです)ことから、政府のやりくりだけでは足りないと目される1兆円分を国民に負担させたい…という話です。

この話から沸き上がる疑問が3つあります。

1.5年間で43兆円という額はどこから出てきたのか→防衛省は48兆円を希望していたそうですが、財務省が35兆円を主張。折衝の結果43兆円になったそうです。何故財務省が出てくるんでしょうね。国のたかが会計係の人たちが意見すると言うことは彼らも防衛省と共に有事の際は前線に赴くという認識で宜しいのでしょうか。さもなくばこの折衝の過程を(国家機密でしょうからあくまで)可能な限り議事録で公開すべきでしょう。というかそもそもなんで5カ年計画なんでしょうね。

2.5年間で15.5兆円の防衛費増額なら単純に3.1兆円ずつ増額すれば良いのではないか、4年後の税収の話をするのが早すぎるのではないか→徐々に上げていく合理的な理由があるんですかね?政府のやりくりで3兆円捻出できるなら、残りの1千億くらい訳なさそうですが。僕は霞ヶ関の論理は知りませんが、素人目にはそう見えますし、なんなら増税したいがための口実として徐々に上げていくような疑いを持ってしまいます。

3.1兆円分の増税は国債発行ではダメなのか→結局国債を発行させるのではなく国民を苦しめたいがため「増税」ありきの結論だったというわけです。

以上3つの疑問点から導き出されること→「政府は防衛費増額なんてのは建前でただただ増税したい(=国民を苦しめたい)」これだけだったという話です。

そう言えば↑の12/04のところでご紹介しましたが、当分増税は考えていなかったんじゃ…言ってることがコロコロ変わりますね。このままだと増税したら税収減る形になりますよ。

なお、この増税に対して自民党の萩生田政調会長は「統一地方選の前に増税の話はしない方が良い」と言っているそうです。つまり身内でやってる感を演出しつつ、増税だけはなんとしてでもやる。そして選挙だけは通る。そういう強い意志を感じます。いやー、なんというか国民馬鹿にするのもここまで来るとすごいですよね。さすが統一教会とべったりの萩生田です。国民をいかにして苦しめるかよく考えてます。

整理しましょう。僕たちが最優先でやるべきなのは1兆円の増税に文句を言うこと以上に、「この国の中枢にいる裏切り者を落選させること」「財務省には防衛省に楯突いた根拠を示させるか、さもなくば戦地の最前線に行くよう要求すること」この2点だと思います。まずはそのための空気作りをやっていく必要があります。物事の本質を見誤ってはいけません。1兆円の増税に文句を言うことは彼らの土俵にわざわざ自分から立っている(誘導されている)ことと同義ですからね。


2022/12/09

・統一教会、文化庁の質問に対し段ボール8箱分の文書を送付

一言:虚実を織り交ぜた可能性のあるその回答に対し、どこまで核心に迫れるか、さて文化庁のお手並み拝見ですね。

・アメリカ国防総省(ペンタゴン)情報局(DIA)、統一教会が4500億円もの資金を北朝鮮に送金していたことを突き止めていたと文藝春秋が調査。

一言:以前、TBSの報道特集でも似たような趣旨が報道されていました(リンク貼っておきます)。今回の文春の調査で判明した送金の流れとしては、

日本での献金→韓国→香港→北朝鮮

のようです。そのお金は北朝鮮でミサイルへと変えられ、日本のEEZへ落下、それを受けて自民党は防衛増税…と。おそらく外患誘致罪の適用を恐れてマネーロンダリングしたのだと思われますが、この事実が白日の下に晒された以上言い逃れは出来ないのではないでしょうか。さて自民党、どうする。外患誘致罪適用か?

参考資料:Youtube:TBS NEWS DIG Powered by JNN:『ロシアが3日前に“対テロ会議”?/北朝鮮に旧統一教会信者が潜水艦を仲介』【10月12日(水)#報道1930】

※外患誘致罪:刑法第81条:「外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する」


2022/12/10

・統一教会が「質問権行使はい違法」との意見書を政府に提出

一言:いやとんでもない団体で草。あと裁判所ではなく政府に提出ってなんやねん……。こうやって脅かして今までも泣き寝入りを狙ってたんでしょうか。いずれにせよ断末魔の叫びですね。おい、岸田、お前増税の検討だけはあんだけ早いんだから、コレも早く解散させろよ。

・防衛省、世論工作の研究に着手。有事で特定国への敵対心を醸成、国民の反戦・厭戦気運の払拭等の情報をインフルエンサーが無意識に発信するよう仕向けることを目標とする。by共同通信

一言:!!!???

(元は共同通信が出している記事なので少し注意が必要です。共同通信はNHKが幾分か出資して出来ました故。共同通信に限らずマスメディアは報道の際にバックグラウンドによって何らかの歪みが出来ることはあらかじめ念頭に置いておくしかないです。)

いや、確かに有事の際にこの国を諦めないという感情を醸成するのは大事なことでしょう。この他、例えば日本に住む外国人の参政権を認めさせるよう外国人が大勢でネット工作を仕掛けるようなことをした場合、それを監視するためのシステムを構築するというのならまだ理解できますが……。しかしながらそれを防衛省という官僚機構が主導するというのがどうも解せないですね。うーむ、これは今後の情報を待つしかないでしょう。(財務省が防衛相との折衝で防衛費について譲歩した腹いせに適当な作り話を共同にプレゼントした、とかも考えられるほど今の財務省は信用できませんからね。あらゆる可能性が考えられます)

ただ1つだけ言えるのは、官僚機構、または政府がこういう取り組みを作為的かつ利己的に本格化する場合、つまり防衛のためだけでなく政策そのものへの批判をかわす(封殺する)ことを目標とする場合、その瞬間にこの国の民主主義は存亡の危機を迎えると言えます。


以上、2022年12月上旬のニュースでした。

さて、タイトルにもありますが「また」ブログの更新をしばらく休止します。楽しみにして頂いた方(いらっしゃるかわかりませんが)、申し訳ありません。

最近、明らかに日本がおかしな方向に迷走している気がしてなりません。なんだか暗いニュースが多く、真面目にあれこれ考えるのがバカらしくなってしまいました。と同時に僕自身の発信力を高めるためにも力をつける時間を作ろうと思います。この2つが主な理由です。

と、しばらく休止と書きましたが、いくつか書きかけのものもあるのでたまに更新します。

さて

少し早いですが皆様良いお年を。

それでは今日はこの辺で。

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