人間の本質 政治 歴史

参院選2022 どこに投票すべきかわからないあなたへ

投稿日:2022年7月7日 更新日:

皆様こんばんは。

とうとう参議院選挙が始まりました。7月10日(日)に投開票ですので、皆様まずは忘れずに投票所に行くことから始めましょう。

とは言え実際どこに入れたら良いのかわからない!という方もいらっしゃると思いますので、どこに入れた方がこの国のため、そしてあなた自身のためになるか僕があなたの代わりに考えますのでご一読頂ければ幸いです。なお、本来こういうのはご自身で様々な媒体を通して熟慮された方が良いのは言うまでもありません。

ということで結論から言います。

【最優先で投票すべき政党】
新党くにもり・日本第一党

【優先的に投票すべき政党】
NHK党・参政党・国民民主党・れいわ新選組

【投票してもしなくてもどっちでもいい政党】
社民党・新風・(幸福実現党)

【可能な限り投票しない方が良い政党】
日本共産党・立憲民主党

【絶対に投票してはいけない政党】
自由民主党・公明党・日本維新の会

以上でございます。以下に僕の判断基準を書いていきますが、読むのが面倒な方はここまでで良いです。お読み頂きありがとうございました。

なお、「ごぼうの党」という政党は政策が表立って説明されておらず、判断のしようがないため割愛しています。


 

さて、判断基準を語るに当たってまず大前提となることを考えてみましょう。

そもそも政治の目的とはなんでしょうか。

明治期の偉人である西郷隆盛は『南州翁遺訓』という著書で

政(まつりごと)の大体は、文を起こし、武を振ひ、農を励ますの三つにあり。其他百般の事務は皆此の三つの物を助くるの具也。
此の三つの物の中に於て、時に従ひ勢に因り、施行先後の順序は有れど、此の三つの物を後にして、他を先にするは更に無し。

とあります。現代語訳としては、

政治の根本は学問を盛んにして教育を興し、国の自衛の為に軍備を強化し、農業を奨励して生活を安定させるという三つにつきる。その他の色々の事業は、皆この三つ政策を助ける為の手段である。この三つの物の中で、時代よってどれを先にし、どれを後にするかの順序はあろうが、この三つの政策を後回しにして、他の政策を先にするというようなことがあっては決してならない。

というところですね。

ちなみに僕は政治の役割とは「日本の国土及び、日本国民の生命・財産・安全を守ること」だと考えています。西郷隆盛にあやかり僕自身も政策に優先順位をつけようと思います。第1に積極的な経済政策、第2に安全保障(食料安全保障含む)・教育・インフラ投資、そして第3にその他といったところでしょうか。

第1の政府による積極的な経済政策。これが最も重要です。25年間経済成長していない・実質賃金が下がっている。これもう冗談じゃないんですよ。それに加えて新型コロナによる経済へのダメージ、ロシア・ウクライナ紛争によるコストプッシュインフレ(スタグフレーション)と三重苦以上の地獄が今の日本経済の実態です。このような状況下で国民を救済するにはどうすべきかを考えた際に「消費税0・廃止」が最も重要でいち早く実行に移せる政策であることは誰の目にも明らかです。

よって「消費税の廃止」を掲げている政党以外はハッキリ言って「カス」です。こういうことを言うとじゃあ財源はどうするんだ!と突っかかってくるボケがいますが、そもそも税金は財源ではありません。残念ですが家計と国の会計を一緒くたに考えることしか出来ない人間に政治を語る道理はありません。何かを増強するために何かを削減しなきゃいけないという等価交換やトレードオフの発想自体が国民経済にとって有害であることをまず認識するべきでしょう。

第2の安全保障・教育・インフラ投資は今後この国が発展していく上で最も重要な部分です。ここら辺は西郷翁が書き遺している通りだと思います。ただこれらは全て日本の国力=経済力あってのものですから、僕は経済政策の方を優先すべきと考えます。

以上が僕の判断基準です。

とは言え第1の経済政策と第2の安全保障・教育・インフラ投資はそれぞれが噛み合ってないと効力が発揮できないとも考えます。よってこれからはこの4つの論点のバランス及び、それぞれの政党の印象(僕の独断と偏見による)を加味した私見を述べます。


【それぞれの党の私見】

新党くにもり・日本第一党はそれぞれ消費税廃止を掲げており、国防・教育に対する考え方も良いです。最優先で投票すべきはこの2党のどちらかでしょうが、新党くにもりの方が勢いがあると感じています。

国民民主党は以前から積極財政を掲げている政党です。消費税を廃止と謳っていないのが残念ではありますが、全体的な政策のバランス感覚は良いと思います。

れいわ新選組は以前から消費税廃止を訴えている政党です。そこは大いに評価すべきでしょう。ただ、国防に関して若干の懸念があります(ここに関しては僕自身との認識の差から来るものです)。

参政党は最近よく話題にあがりますね。比例代表に5人の候補者、全国45の選挙区に1人ずつ候補者を立てており、今一番勢いがある政党だと思います。個人的には参政党から5~6人当選者が出てくれれば嬉しいところです。消費税廃止を前面に出していればもっと良かったと思いますが、前面に出していないと言うことは消費税に対する認識が若干欠けているということと同義ですのでそこは注視が必要です。

NHK党は権力者に対して反骨精神のある政党ですね。こちらも全国の選挙区に候補者を立てており、勢いもあります。立花党首自身が当選することではなく一票でも多く票を集め、政党助成金を貰いNHKから国民を守ると発言されています。この党は国民からお金を受け取っていない政党ですので政治にお金のクリーンさを求めるなら投票すべきでしょう。

参政党とNHK党は全国に候補者を立てているので、新党くにもり・日本第一党・国民民主党・れいわ新選組が候補者を立てていない地域の方はこの参政党かNHK党のどちらかに投票するのをオススメします。

幸福実現党は国防に関する考え方は評価できますが、経済政策が脆く、トレードオフの発想に終始しているように見受けられます。また母体が宗教団体であることが懸念材料です(僕は宗教に対するネガティブなイメージはないのですが、現在の公明党の実態をみれば政教分離する必要があると考えます)。

社民党は消費税3年間廃止を掲げています。その点だけは評価できるのですが、国防に対する認識が甘く、またそれなりの歴史がある割に自公政権に対して待ったをかけられなかったという事実は認識しておく必要があります。

立憲民主党は野党第一党でありながら自公政権の暴走を全く止められていない。それどころかもはや自民党を批判するだけ(表面上)でそれなりのポジションに落ち着いていれば良いという考えが透けて見えるので僕は全く信用していません。消費税に関しても5%に減税と何から何まで中途半端です。

日本共産党は国防に対する認識が甘く、消費税も廃止ではありません。長い歴史を持っていながら自公政権の暴走を許したという点でも話になりません。

自民党・公明党はどう考えても投票すべきではないでしょう。30年間、日本を衰退させた害悪であり、日本を切り売りしてきたクズ、保身しか考えていないゴミの掃き溜め。それ以上言うことはありませんし、他に形容することも出来ないでしょう。検討するだけ検討して何もしないのなら小学生でも出来ます。

日本維新の会は自民党のプロレス要員です。国民のルサンチマンを煽り、感情に訴えかけて誰かを攻撃し、改革と称してその組織を解体してそこにコネクションのある民間業者を入れるという手法をしてきます。やっているとは自民党と同じです(自民党の別働隊と一部で言われるだけのことはあります)。聡明な皆様方は騙されないことと思いますが、お気をつけ下さい。


 

以上、今回の参議院選挙にて政党に優先順位をつけました。ご批判もあろうと思いますが、あくまで僕の私見ですのであしからず。ご容赦下さい。

本来僕はこんな記事書きたくないんですよ。僕みたいなアホが自分の好きなことだけを書き殴っていけるのが一番良いんです。でも、いえ、だからこそ僕のようなアホが安心して暮らせる社会の実現のために僕は書かなくちゃいけないと思うわけです。

ということで皆様、7月10日の日曜日は選挙に行きましょう。

僕はこの国の人々を信じています。

それでは今日はこの辺で。


2022/7/8追記

安倍元総理が奈良県で参院選の応援演説中に銃撃に遭いお亡くなりになったそうです。

非情なことを申し上げるかもしれませんが、この件に同情して自民党に投票されないようにしてください。安倍氏の遺志を継ぐのであれば、彼が生前(2回目の総理辞任後)掲げていた「積極財政」を推進する政党に投票すべきです。

日本人は優しい(ヌルくて甘くてチョロい)のでこういうことがあると感情に流されてしまう節があります。一時的な感情に振り回されることなく理性と良心を持って投票頂くようお願い致します。

また7月10日投開票日まで残り2日ですが、この間「自民党・公明党」の議員で「安倍元総理の遺志を継いで~~」とか街頭演説しているような政治家がいた場合には充分に注意しましょう。恐らくソイツは軽薄なバカ、ないしは安倍氏の死を利用して選挙に当選することだけを考えているクズのどちらかです。

また、この銃撃事件については近日中に記事を作成する予定です。それでは。

【関連記事】

・2021年衆議院総選挙の感想と迫る魔の手
http://daily-kenjatimes.com/house-of-representatives-election-2021/

・民主主義が亡国を導く前に/民主主義とは何か①
http://daily-kenjatimes.com/what-is-democracy-1/

 

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