みんな今晩も「もっこり」してるか~!?
あ、すみません。
皆様こんばんは。
劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>が2月8日より公開されました!僕は当日の21時からの公開を観てきましたので、大きなネタバレをしない程度に気づいた小ネタとかを書いていきます。
1.感想:40代以上の方は勿論、知らない世代の方でももの凄く楽しめる作品だと思います!
主人公である冴羽獠を初め、相棒の槇村香、海坊主(ファルコン)こと伊集院隼人、美樹、野上冴子と言ったお馴染みのキャラクター達が登場します。加えて新たにゲストキャラクターを迎え、新宿を駆け抜けます。原作者である北条司氏のデビュー作である『キャッツ♥アイ』からも泪・瞳・愛の三姉妹が友情出演します!(もっこり)
1980年~90年代のコンテンツだから古くさいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、新宿の掲示板も現代風にアレンジしてあり、全く古くささを感じません。この他ドローンが登場し、獠や海坊主と死闘を繰り広げます。ドローンにはAIが搭載してあり、AIを使っていることが戦闘シーンを盛り上げます。単純な戦闘シーンにさせない、獠の腕前をご覧下さい。
僕はあまりアニメで使用されていた楽曲を知らないのですが、やはりキャッツアイの登場シーンで「Cat's-eye」が流れたときには大興奮でした(もっこり)。アニメ最初のOPである「City Hunter〜愛よ消えないで〜」等往年の名曲が勢揃いです。そして映画のラストにはシティーハンターの代名詞であるあの曲も……!!
僕自身シティーハンターはあまり詳しくなかったのですが、同じく原作やアニメを知らない方のために、今You tubeでジャンプ公式アカウントがアニメ作品を公開しておりますので、それだけでも観ておくと良いかもしれません。『シティーハンター』第1話・4話(香登場)・5話・8話(冴子登場)・27話&28話(海坊主登場)や『キャッツ♥アイ』第1期の1話~5話くらいを観ておくと、より楽しめると思います。
シティーハンターと共に青春を過ごした方々にとっては一見の価値ありだと思います。「懐かしさ」を知らない世代の僕からすると、BGMやギャグ、キャラクターなどを含めて若干詰め込みすぎたようにも感じましたが、これは制作者のファンサービス(自分含めてね)だと思いますので、それ含めてこの映画の「良さ」ですね。
2.小ネタ①:もっこりで始まり、もっこりで終わる
OPとEDの最後に「もっこり」という単語が耳に余韻を残します。OPの方はウィスパーボイスですので若干聞き取りにくいかもしれません。(何故ウィスパーボイスにしたのか……)
3.小ネタ②:「モンスターストライク」からマナが友情出演
今回の劇場版シティーハンターはモンストとコラボをしており、モンスト内で獠や香がゲットできるクエストもありました。実際、僕はモンストでコラボしたからこそ、『シティーハンター』という作品に触れましたので、マナが登場した際には映画館で1人テンション上がって増した(笑)ちなみにマナはオラゴン・アーサー・ルシファー・マナを引き連れて亀クエやっております。
4.小ネタ③:香は昔からハンマーをぶん回していた。
香は常に100tハンマーで獠にツッコミを入れているのが印象的ですよね。ネタバレになるのであまり触れませんが、幼少期は1tハンマーでした。また序盤に初めてツッコミを入れる際は「公開記念2019tハンマー」でした。こういう芸が細かいところも面白さを引き立てるのでしょうね。
5.小ネタ④:キャッツアイ長女の泪姉さんの声は次女の声優さんが兼任
長女の泪姉さんの声は藤田淑子さんが担当されておりましたが、諸事情により次女の瞳役であられる戸田恵子さんが今回兼任されています。藤田淑子さんと言えば僕たちの世代で言うと『デジモンアドベンチャー』の八神太一役であったり、『金色のガッシュベル』のゾフィス役であったりと幅広い世代から馴染み深い声の待ち主であられたように思います。
なんでも戸田恵子さんが藤田さんの代役を自ら申し出たのだとか。同業者間での、いえ、姉妹間での繋がりとは強く尊いものだと感じますね。
6.タイトル:プライベートアイズとは……?
意訳するなら「僕だけの瞳」というところでしょうか。実はこの作品には「目」にまつわる小ネタが多いのです。
今回獠に依頼をするため、新宿の掲示板にXYZを書き込んだ人物は「進藤亜衣」、そうアイ=Eye=目なんです。物語の鍵を握るのもまた「目」であり、キャッツアイ三姉妹の名前も「目」にまつわるものばかりです。長女は「泪(るい)」、涙の異字体ですね。次女の「瞳」は言わずもがな、三女の「愛」、こちらも亜衣同様の理屈ですね。
7.テーマ:「大切なのは変わらないこと」
ネタバレになるので伏せますが、獠と香、彼らが大切にしているのは「変わらない」ことのような気がしました。
何でも変革を求め、新しいものが良いとされる昨今ですが、「変わらない」ことも大切なんです。
抽象的な話になってすまんな。
以上、ちょっとした小ネタ集をご紹介致しました。
正直に言って僕は全く世代ではありません。シティーハンターがアニメで放送されている時、僕はまだ父親のもっこりの中でしt生まれてませんでしたので「なんかそんなの聞いたことあるな」くらいでしか知りませんでした。ですが上記の通りモンストを通して知り、ジャンプ公式放送にて観ることで、この作品が今なお多くの人たちに支持されている理由がわかったように思います。
酒、タバコ、ドラッグ、そして下ネタ……。今、これらを前面に出したら何か色々とうるさい人が出てくるかもしれませんが、この時代許されていたからこそ出来た素晴らしいコンテンツなんじゃないかと思います。「普段は三枚目だけど、いざという時は頼りになる」そういう理想的な主人公像はこの時から今も何ら「変わらない」のかもしれませんね。今で言う『銀魂』がこの系譜かもしれません。舞台となった町も一緒だし、お互い「うみぼうず」という強キャラも出てきますしね。
さて最後に、今回のトップ画にある黒い包みは映画館に見に行くともらえます!何がもらえるかはお楽しみ!と言いたいところですが、公式HPにて記載されておりますので、わざわざ出し惜しみする必要も無いでしょう。
開封後がこちら……
…
もっこり!!
それでは今日はこの辺で。
【参考資料】