皆様こんばんは。
6月の第2週の日曜日が何の日かご存知ですか。
これね、キリスト教圏では「花の日」と呼ばれる日なんだそうです。僕が営業担当している施設の施設内放送で言われてました。
というわけでそれにちなんで今日は僕が独断と偏見で選んだ日本人の身近にある花とその花言葉をお伝え致します。
①桜
②菊
③撫子
④芍薬・牡丹・百合
⑤カーネーション
⑥蓮
⑦桐
⑧彼岸花
何故この花を選んだのか、選考理由は各項目にて記述します。尚、花言葉は1種類の花にも2個3個持つものがありますが、これまた独断で1個または複数を載せています。
①桜
花言葉:「精神の美」
選考理由:開花時期と言う言葉に表されるように、日本において花=桜と筆者が勝手に判断した為
一言:現在の紙幣の全てに桜は印刷されていますね。あと硬化で言えば100円玉でしょうか。開花の美しさと散り際の潔さ・儚さは、無常観的な哀愁を漂わせており、江戸時代の国文学者、本居宣長をして「もののあはれ」の精神を体現しているとされています。
②菊
花言葉:「高貴」「高潔」「高尚」
選考理由:天皇家の家紋の為
一言:第二次大戦後、日本の文化を「恥の文化」としたベネディクトによる著作『菊と刀』は有名ですよね。賛否両論ある著作ですが、大戦後の西洋人の目に当時の日本人はどう写ったのか、僕も一度読んでみたいです。
③撫子
花言葉:「大胆」「純愛」「貞節」
選考理由:日本人女性の清楚な美しさを形容した「大和撫子」から
一言:なでなでしこしこ、略してなでしこ。いやぁ、清楚ですなぁ(ゲス顔)
④芍薬・牡丹・百合
花言葉:芍薬-「恥じらい」「謙遜」、牡丹-「富貴」「恥じらい」、百合-「純粋」「無垢」
選考理由:美しい女性の立ち振る舞いを表現した言葉「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」より
一言:僕ね、今回調べてみて初めて芍薬(シャクヤク)という花を見ましたよ。画像で左上が芍薬、右上が牡丹ですが似てますね。
⑤カーネーション
花言葉:「無垢で深い愛」、中でも赤色は「母への愛」
選考理由:母の日の定番とされている花の為
一言:母の日で連想される花と言えばこれですよね。別名にオランダナデシコ、オランダセキチクと言うそうです。どおりで撫子に似てると思いましたよ。ちなみに母の日はアメリカに起源があり、ある女性活動家の死をその娘が偲び白いカーネーションを送ったことに由来しているそうです。
⑥蓮
花言葉:「清らかな心」「神聖」
選考理由:僕レンコン食べるし、熊本の名物カラシレンコンだし、、
一言:仏教の創設者ブッダが生まれた瞬間歩き始め、7歩歩いたときに足下に咲いた花が蓮とされています。また「蓮は泥の中より出でて、泥に染まらず」という言葉の通り泥という汚い環境で生まれたとしても、それに染まること無く清く正しく生きる蓮にインドの方々は心を奪われたのでしょうね。ちなみに歌手の中島美嘉さんは蓮の花がお気に入りなんだとか。
⑦桐
花言葉:「高尚」
選考理由:500円玉に描かれている為
一言:「桐紋」は武家に好んで使用されました。また内閣総理大臣紋章には桐があしらわれていますね。
⑧彼岸花
花言葉:「悲しき思い出」
選考理由:僕の好きな花だから(白目)
一言:花が咲いている間は葉を出さない特徴や、物理法則を無視したような花の咲き方、有毒、お彼岸の時期に咲くことから「死人花」等沢山の別名があると言ったように、他の可愛らしく、可憐な花たちとはまた違った異色の存在です。その妖艶さに僕は魅力を感じずにはいられません。
以上、花の日にちなんで日本人の身近にある花の特集を致しました。植物が生命を賭して生み出した命の結晶とも言える「花」、皆様も時には立ち止まって周りにある花に「もののあはれ」を感じてみてはいかがでしょうか。
また、「こんなのも日本人の身近にあるよ!」という花がございましたら教えて頂けると嬉しいです(*^^*)
それでは今日はこの辺で。
【参考資料】
・「花言葉-由来」様-今回全ての花言葉をこちらのサイト様から教えて頂いています。